私が結局、50%の確率でアマゾンで買ってしまう理由

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  私は齋藤健一と申す者です。別に、大手IT企業の正社員とか、そんな大層な身分ではありません。寧ろ、今、39歳でアルバイトという、社会的に見て、労働者の中では底辺レベルの人間です。


 とはいえ、ネット経由の買い物は頻繁にしています。まあ、ネット回線は未だにADSLですが。ただ、ADSLでも余裕でネットショッピング程度のことなら可能なので、普通にネットで買い物をしています。


 さて、ネット上には膨大な数の商店があります。勿論、正規の販売店以外にも、メルカリやヤフーオークションのような個人経由での買い物サイトもけっこうあります。


 ただ、その中でも、特に私はアマゾンで最初に検索します。楽天でも検索しますが、大抵の商品の場合、アマゾンと楽天の両方で検索し、安い方を買います。


 以前、ヨドバシカメラが運営するヨドバシ・ドット・コムでデスクトップ用メモリを買ったことがありました。なぜそれを買ったのかといえば、価格ドットコムにて、私のデスクトップ用メモリの規格に合致したメモリの中で、ヨドバシ・ドット・コムにて販売していたメモリが最安値だったからです。


 ただ、[買った]と表記しましたが、まあ、確かに買いましたが、結局、届きませんでした。というのも、購入ボタンを押し、クレジットカード情報も入力し、確かに買いました。しかし、一か月待っても一向に届かないのです。それで、しびれを切らして運営に問い合わせたら、「今、入荷待ちです」とありました。


 なぜ、こちらから問い合わせないと、説明が無いのでしょうか?無責任だと思いました。こちらから問い合わせて、初めて回答を得られたのです。おかしいでしょう?普通、そんなに一か月も待たせたら、とっとと運営側から説明文を記したメールを寄こしませんか?


 まあ、結局、キャンセルしました。一刻も早くデスクトップ用メモリが欲しかったのに、一か月近くも待たされた上、更にそこからも【入荷待ち】状態で、いつ入荷されるか不明である商品を、そんなに悠長に待っていたら、人生が終了してしまいますから。


 それで、結局、価格ドットコムで調査して購入するという形は、デスクトップ用メモリに関しては止めました。


 それで、またいつものように、アマゾンと楽天で検索しました。ただ、このデスクトップ用メモリに関しては、結局、楽天で購入しました。それは一体、なぜかといえば、デスクトップ用メモリに関して言えば、楽天の方が【信用できる】と感じてしまったからでした。


 ただ、それは後々よく考えたら、杞憂だったと言わざるを得ません。確かに、私は、今、使用中のデスクトップパソコン用の増設メモリに関しては、楽天で購入しました。ただ、価格自体はアマゾンの方が、楽天ポイント加算分も含めて考えても、700円位安かったのです。


 約時給1100円程度で働いている身としては、その、たった700円程度でも痛い出費だと、後々痛感しました。たったの700円、されど700円です。


 デスクトップ用メモリは、規格が同じならば、偽物でない限り、どのメーカーの商品であっても、同じ性能らしいのです。で、私は楽天で買った時、その購入先はとある日本企業だったのです。で、てっきり日本製のメモリなのかな?と思ってしまったのでした。で、日本製のを買えば、国内の雇用にも貢献するかな、と思って、買ったのでした。


 でも、届いた商品は中国製でした。で、アマゾンで売っていた商品も当然中国製です。アマゾンで売っていたメモリも、輸入代理店は日本企業でした。だから、同じことなのです。最初から700円も安いアマゾンで買っておれば得したのです。


 ただ、その楽天で販売していた企業のデスクトップ用メモリのページは、でかでかと説明文が記された派手な画像が数枚掲載されていたのに対し、アマゾンで販売していたデスクトップ用メモリのページは、質素な表示でした。やはり大阪の看板みたいに派手な方が購入されやすいのかもしれません。


 まあ、同じ規格ならどのメーカーのデスクトップ用メモリでも性能は同じ、というのは、楽天で購入後に調べて判明したのです。購入前には、そこまで調べませんでした。


 まあ、この体験から、アマゾンで買っておけば損はない、と思いました。商品の紹介ページの見た目に騙されてはいけないと。確かにアマゾンのサイト構成及び各商品の紹介ページは、楽天に比べてシンプルです。ただ、見た目が派手かシンプルかは商品には無関係です。大切なのは、一般庶民に関しては、金額でしょう。


 勿論、アマゾンでも、他のサイトより高い商品は沢山あります。楽天で買った場合の方が安い商品もある。しかし、別のページで紹介するアクションカメラのXTU MAXは、楽天での販売価格と比して、圧倒的にアマゾンの方が安いのです。


 時給千円台前半で労働している身分にとっては、同じ商品で四千円も五千円も差があるのなら、それはもうボッタクリレベルに感じてしまうでしょう。


 う~ん、だから結局、信頼できるアマゾンで、ネットショッピングの半分を私は買ってしまうのかもしれない。楽天は色々な企業が出店して競い合っているという形態ですが、アマゾンは、アマゾン一社で各商品を取り扱っている営業形態です。故に、アマゾンが信頼出来ると感じたならば、これほど頼れる企業は存在しないでしょう。


 まあ、楽天は既に個人情報を登録済みですが、それ以外の〇〇ショップとか、初めて理由する店の場合、一々、また最初から個人情報を登録せねばならないので、面倒なのです。それに、今回のみその会社で購入するだけで、今後も継続的にその企業で買う予定が全くない場合、やはり面倒なのです。その一回きりの購入の為に、わざわざ個人情報を登録するという作業は、やはり時間も掛かるし、面倒ですよね。


 その点、アマゾンはとっくの昔に個人情報を登録済みなので、簡単に買い物が可能です。この利便性も、やはり私が継続的にアマゾンで買い物をしてしまう大きな理由の一つです。


 一般庶民は時間が無いのです。貧乏暇なしなのです。常に働き続けなければ生きていけないのです。対して、金持ちの方がクルーザーに乗ったり、リゾート地で三週間のバカンスに出かけるとか、そういう金銭的な余裕も時間的な余裕もあるのです。だから、貧乏人は、一々、初めてのサイトにて個人情報を登録するということ程度にも時間を割けないのです。


 だから結局、ほぼ半分の確率で、アマゾンで買ってしまうのでしょう。それがアマゾンなのです。アマゾンの魅力なのです。


 アマゾンは一生の友かもしれません。アマゾンありがとう!