Prime Readingを使ってみた。

 折角、アマゾンPrimeの会員になったので、PrimeVideo以外の会員サービスも使用してみたいと思います。

 それで、対象の本・漫画・雑誌が読み放題のサービスの[Prime Reading]に挑戦してみました。

Prime Readingのトップページ 

 まあ、一見すると[対象の本・漫画・雑誌が読み放題]とあるので、漫画コーナーでは、ハンターハンターとかワンピースとかチェンソーマンとかの大人気漫画が読み放題なのかよ!?と勘違いしてしまう人も、中にはいらっしゃるかもしれません。しかし、そんな誰でも知っているような超メジャーな漫画は全くありません。

 ゴルゴ13とか美味しんぼとかも一切ありません。要するに、単行本や電子書籍では、もうこれ以上売れない、つまり印税が取れないという、とっくに見切られた、商業的に既に人気のない漫画が多数あるものと思います。多分、業界の裏側なんて微塵も知らないけど、まあ、そんな感じでしょう。安い金額で権利を売った漫画が載っているという感じだと思います。

 まあ、でも、少しだけ[人気のマンガ]コーナーで紹介されていた[マッドサマースクール]を読んでみたが、まあ、そこそこ面白かった。まあ、つーかこれ、[マッドサマースクール(1)]と書かれているので、もしかして、一巻のみ無料で読めて、続きが読みたい場合は、二巻目以降は買ってね!という戦略なのかな?まあ、多分、そうだろう。

漫画コーナーの[人気のマンガ]

 まあ、気に入ったら、二巻を買ってみてください。俺は別に、月額500円しか払わないのに、これだけ至れり尽くせりしてくれるアマゾンPrimeに対して、特に何も文句はない。寧ろ、これが商売というものだと思うから、納得です。

 まあ、Prime会員は大勢いるとはいえ、PrimeVideoとか、他にも多数の経費の掛かるサービスがある中で、このPrime Readingは主力ではないと思います。[ジョーカー]とかの豪華な映像コンテンツ、有名作品が多数あるラインナップのPrime videoと比べて、このPrime Readingには、しょぼい面子しかありませんから。あくまでもPrime会員へのサービスの主力は、荷物が通常よりも早く着きますサービスと、Prime Videoだと思います。

 で、書籍コーナーはといえば、まあ、メンタリストDAIGOの書籍もありますが、メンタリストDAIGOは多数の書籍を出版しているので、昔に出版した古い書籍をここで載せて、ファンを獲得して、新刊の購入に繋げたい戦略だと思います。

 まあ、あとは小説の[老人と海]がありました。これはちょっと読みたい。大昔に読んだことがあるけれど、もう殆ど内容を忘れているから。でも、やっぱり時間が無いからなあ。う~ん、どうしよう。ただ、選択肢として、読みたいと思う小説があることは、良いことです。好印象です。ただ、太宰治等の超有名作品は、私が見た時にはありませんでした。まあ、Primeサービスで太宰の人間失格とか斜陽を読めてしまったら、出版社が今でも販売している紙の本の人間失格や斜陽が売れなくなってしまいますからね。

 まあ、書籍コーナーには、特に読みたい本はありませんでした。堀江貴文の本が好きだから、何かあれば少しは興味をそそられたのですが、ホリエモンの本は一冊もなかった。

 まあ、で、雑誌ですね。まあ、オレンジページとかありますか、私は全く読みません。まあ、以前はネットカフェの快活クラブに週に一回、およそ三時間程度滞在していたこともあります。その時には、主にケンガンアシュラとかの漫画を読んでいましたが、雑誌もたまに読んでいました。

 で、どんな雑誌を読んでいたかといえば、SPA!とか、週刊現代とか。あとは極たまに自動車雑誌ですね。

 まあ、Prime Readingにも、Car Topという新車情報の自動車雑誌があります。う~ん、昔はよく車の雑誌を読んでいましたが、今はもう、ねえ。だって、とにかく金が無いんだもの。だから、新車情報を仕入れても、どうせ買えないんだから。人間、抑圧状態が十年以上続くと、もう、欲望自体が萎んでしまいますよ。まあ、車を買い替えるとしても、また安い中古の軽自動車しか買えないに決まっているんだから、こんな高い車たちの新車情報雑誌なんて、もう読む気が起きません。

 まあ、あとは週刊アスキーとかあるけど、まあ、今はもう既に楽天モバイルを契約して、一年間無料の契約だしなあ。[スマホ料金を徹底的に削る!]とかデカデカと書かれていますが、毎月、楽天モバイルを無料で使用中なのだから、これ以上安くなるわけがないじゃん。だから、あんまり興味ないなあ。アイフォンとかも興味ないしな。

 で、今、23インチだか24インチのパソコンモニターで見ているのだが、自分の家のネット回線がADSLだからいけないのだと思うが、ページをめくるのに、数秒のタイムラグが発生している。これは、地味にストレスですよ。

 まあ、なんか今、次のページをめくれなくなってしまったし。あ、直ったけど。こういうことがあるから、電子データで雑誌を読む気になれないんだよなあ。紙の本って、斜め下に視線を向けて読むじゃん。でもパソコンモニターだと、ほぼ真横だからね。

 う~ん、で、映画等の映像だと字幕も大きいし、特に目も、短時間ならそんなに疲れないのだが。でも、雑誌を電子機器で読む場合、モニターに雑誌の細かな字が表示されていて、それを隅々まで正確に読むとなると、短時間であっても本当に疲れる。う~ん、なんかこれ、拡大できないのかなぁ?ああ、もう無理です。

 よって、パソコンモニターで雑誌の細かな文字を読むというのは、千日回峰行並の苦行になるので、こんなのが主流になる筈がない。日本語って、英語と違って文字の種類がめっちゃ多いので、それも外国に比べて電子版が流行らない理由だろうなあ。発光している電子機器に映し出された日本語の細かな多数の文字を正確に読むのは、本当に疲れ果てます。

 う~ん、だから、私の評価は、マンガは何とかパソコンモニターで読めますが、雑誌は文字が細かすぎて無理。あと視線が真横になるので疲れる。

 つーか、今、書籍を読もうとしたら、[タイトルを利用できません]と表示され、その下に[このタイトルは、Kindle Cloud Readerではご利用できません]と表示されて、読めなかった。意味が分からない。まあ、多分、電子書籍を読む為の機械であるKindleの端末が必須なのだろう。よって、パソコンモニターでは最初から読めない仕組みなのだろう。

 まあ、どの道、パソコンモニターで書籍や雑誌を読む気にはならないから、別に読めなくてもいいや。無理して読みたい程のものでもないしな。まあ、アマゾン自身も、Prime Videoの豪華なラインナップと、しょぼい本や漫画しかないPrime Readingとでは、力の入れようが違うのは明白だからな。

 まあ、そういうことで、Prime会員だからといって、アマゾンPrimeで提供している全てのサービスを隅々まで利用し尽くす必要は全くありません。寧ろ、そんなことをしたら、精神も目も疲れます。たかが月額500円なんだから、興味の湧かないサービスは無視した方が賢明だ。

 私はやはり、荷物が早く到着するサービスと、Prime Videoのみの利用に落ち着くと思います。それでいいんです。